校長室より

From the Principal's Office

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2023.06.07 更新

お茶淹れの極意

家庭科でお茶の淹れ方を学習しています。
今日は、「お茶の師匠」として本校の技能士さんが特別講師です。
おいしいお茶の淹れ方の極意を教わりました。

まずは、調べた方法をもとに自分たちで。

飲んでみたら…
「苦~い!」
大人の味だそうです。

次に師匠の出番です。
極意その1
まずは、ポットの湯温に着目。

自分たちの淹れ方と何が違うのか
息をのんで見つめる子供たち。

80度のお湯を、湯飲み茶碗1つ1つに注ぎさらに湯温を下げます。
「湯冷まし」という言葉と道具も教えていただきました。

極意その2
ゆっくり急須にお湯を戻し、しばし何もせず待つ

極意その3 注ぎ方
湯飲み茶碗に注ぎ始めると
「お茶の色が違う!」

目を閉じて感覚を澄まして味わいます。
「うまい…」
さっき、自分たちで淹れたお茶と飲み比べて、
「全然違う。」

同じお茶の葉を使ったのに、こんなに味が違うことを体感しました。
技能士さんが淹れてくださるお茶は本当に旨味、甘みがありおいしいんです。
慌てず、時間をかけてゆったり淹れる。
そんな心持ちも極意の1つかもしれません。

家でも「美味しいお茶を淹れて飲む」ことが、自分がリフレッシュする方法の1つとして加わったのではないかな。